酒係の異常な情熱の酒

寿司ふじだけしか飲めない”合わせ酒”
■■寿司ふじの酒 新章開幕「合わせ酒 其の壱」■■ 2024/11/18完成しました。

「寿司ふじでしか飲めない酒を創れないか?その答えは日本酒のブレンド”合わせ酒”」
お料理だけでなく、唯一無二のお酒も楽しんでいただきたい!しかし、そのようなものができるのか?一つの酒係の挑戦でしたが、ついに満足できるものができました。結果から言うと、要はワインのアッサンブラージュのようなものなんですけど、日本酒でアッサンブラージュって言いたくないのでとりあえず「合わせ酒」と言ってみました。色々試してみて、重要なポイントだと感じたのが、以下のことです。

1)どのような酒にしたいと言うイメージ
数多くの酒の中からスクリーニング的に混ぜ合わせることを考えると組み合わせが膨大になりすぎます。しかも組み合わせだけでなく、配分も変わりますので、それこそ無数の可能性が出てきてしまいます。このような酒にしたいなと言うイメージが大切です。

2)個性が強いお酒
しみじみ旨いわ〜という絶妙なバランス系の酒の組み合わせは、無個性の方向になりがちです。今回の「合わせ酒 其の壱 天明閏号x百黙」の組み合わせは以下の二つです ・「天明 閏号」~四年に一度閏年のみの純米大吟醸~ ・「百黙」~大手が本気出した純米大吟醸さらに酒係が一年熟成!

濃厚なパイナップルの香り系を持つ天明と、一年間寿司ふじで熟成され旨みが増強された百黙と言う個性が際立つ酒たちです。二つとも他では飲めない酒でして、天明閏号は生酒で放置しておくとどんどん質が低下していきます。寿司ふじでは「冷凍保存」をし完全に質をキープしております。また、百黙純米大吟醸は酒係が特別に冷蔵庫と室温を行ったり来たりさせて一年の歳月をかけて味を増強させたものです。こんな特別な二つの合わせ酒ですので絶対に寿司ふじだけでしか飲めません!

3)混合比率により全く異なるものになる
 天明と百黙を1:4で混合することで酒係の理想の酒となったのです。しかし、1:1では全く違う酒になります。甘味が支配的となり、これはこれで旨いのですが。

ちなみに、同一品目の二つのお酒を混ぜることで酒税法上大丈夫か?と言うことで税務署に問い合わせたところ、「酒税法、問題ない」と回答をいただきました。

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