寿司ふじに入荷された日本酒のリスト

入荷リスト
スペック&感想
<<花邑 酒未来>>
今年は花邑の出荷量が極端に少ないらしいです。
 2024年3月
しかもこの「酒未来」と言う酒米で作られた酒は大人気で品薄。
 
花邑の酒にしては甘味控えめ。しかし、シャインマスカット系の香りと後味に感じる程よい苦味が最高です。
<<笑四季 赤い糸 2023 一年熟成 酒係が感動した酒 もう飲めない2023年ビンテージ>>
2024年3月
あまり寿司ふじでは滋賀県の酒を取り扱うことはないのですが、ものすごく感動したお酒ですので、お出しさせていただいております。しかし残念ながらこのお酒は、もう売っていないお酒で、しかも一年熟成のお酒です!
 
「笑四季 赤い糸 2023 一年熟成」
 
このお酒は年度ごとに作りがかなり変わります。
今年2024年ものは、生酛作りで「強い甘さを、酸味でキル」という感じでした。もちろんこれはこれで素晴らしい出来です。 
 
しかし、2023年は「甘味が伸び、それに寄り添う花のような香り。さらに喉に引っかからない滑らかさ」という素晴らしい出来。黒龍の石田屋と同系統の香りが特徴ですし、素晴らしい加水度合いによる喉に引っかからないツルッとした飲み心地。
 
「落ち着いた火入れの甘口で最高の酒」と勝手に認定させていただきます。
<<菊鷹 ホワイトラベル>>
2024年1月
もうこの世に現存する残りはほとんどない伝説の一本です。
酸味があり、あま酸っぱ系でいいですねえ。合わすのが難しいお酒です。これ単体で楽しむのがいいのかもしれないですねえ。
<<滋賀県の酒 北島の隠し酒 蔵出し36本>>
2023年12月
滋賀県のお酒は寿司ふじではできるだけ入れないようにしています。その理由は、基本寿司ふじに来られるお客様は地元の方が多く、滋賀県のお酒はあちこちで目にかかられておられるからです。
 
私酒係としては、自分だったら県内で簡単に買えるお酒というよりも、どうせ飲むのであれば、手に入らないお酒が飲みたいので、滋賀県のお酒はほとんど入れていないんです。
 
しかし、滋賀県のお酒でも手に入らないようなものがあれば話は別!むしろ、そんなお酒欲しい!!
 
この「北島 生酛 純米大吟醸 無濾過 蔵元秘蔵の隠し酒」はそんなお酒です。
 
購入させていただいた酒店様によると、本来ここの蔵が2~3年寝かしてから四合瓶で10,000円ぐらいで売ろうと考えている酒らしいのです。これは熟成前のお酒で特別に出されたお酒です。
 
味わいは面白く、辛口白ワインのよう。甘味はほとんどなく、香り穏やかな良い香りが。酸味はかなり強め。個性的です!
 
蔵元では”火入れ”をした酒を熟成させるようですが、寿司ふじでは、この”生原酒versionを”マイナス二度の冷蔵庫で熟成させようと思います。
<<最高や! 香り系最高峰&4年に一度の酒 天明 閏号>>
2023年12月
しゃいこうです。しゃいこう!
すみません、テンションが上がりすぎて変な日本語になってしまいました。
正しくは「しゃいこう = 最高」です。
寿司ふじが香り系の最高峰と認定する酒がやってまいりました!
4年に一度、閏年に合わせて作られる酒。これを逃せば4年間飲めませんよ〜。
この素晴らしい香りはワイングラスで!さらに含み香(口に含んだ時に出てくる香り)も最高。味は少しの苦味が引き締めて最高です。甘みは4年前の閏号よりやや香り低めですかね。しかしながらこれはこれでうまい!生酒なので少し寝かして甘味を出しても良いかも。
<<希少蔵出し30本 奈良萬 純米吟醸 斗瓶囲い>>
2023年12月
この時期がきました。そうです、奈良萬の希少酒がリリースされたのです!
何がすごいのか?
1)この蔵出し30本!知っている人は皆無!!
2)鑑評会出品用で、良いタンクを選別しているのだとか。
3)斗瓶囲いという、醪から酒を分離する方法を採用している。特にこの方法は手間がかかり大変になるものの、雑味のない良い酒質になる。
4)酒係が偏愛をしている。
4)は無価値な情報ですが、とにかく旨いってことです。
<<幻の酒 幻舞 純米大吟醸 ハーモニックエモーション>>
2023年11月
この幻舞は、ものすごく旨い!の一言。
酸味があまりなく甘み主体。旨すぎます!苦味は極々少しだけあり、それがまた次に飲みたいととなるんです。

このお酒は、ほとんどというより、どこで売ってんねんレベルの酒です。
運よく馴染みの酒屋さんからいただけました。
 
たくさんのお客様に飲んでいただきたいので、劣化を抑制するために冷凍保存します。
<<酒係が熟成させた裏春鹿 純米大吟醸 生酒>>
2023年11月
酒係がこっそりと行っている活動。
それが「熟成」です。
これはよくなる!というお酒を数本購入し様子を見ながら4℃とマイナス3℃の冷蔵庫を行ったり来たりさせながら熟成させております。
あえて変化の激しい生酒を使います。もちろん、全ての酒がすごく良くなるものばかりではありません。たとえばものすごく苦くなったりもしばしばします。
そしてこの「裏春鹿 純米大吟醸 生酒」は今年1番の出来です!
<<関西では寿司ふじだけしか飲めません! 田辺酒造の100本限定の隠し酒>>
2023年11月
やや芳醇な辛口で、寿司にめちゃくちゃ合うお酒が入りました。
メニューに載せておりませんので、酒係に声をかけてくださいませ。
色々と面白い情報があり、どれから説明してよいかわかりません!とりあえず情報の要約おば。
1)関西では寿司ふじだけ!
2)100本限定の隠し酒
3)一度は途絶えた酒米、九頭竜米
4)田辺酒造様から、田辺酒造の酒を愛する人にこっそりと教えてもらえる酒
いや〜、香りはほとんどなく、味で魅せる酒です!マジでええです!
<<レアすぎる故 瞬く間になくなる故 表には出せない酒 花邑 純米大吟醸>>
2023年9月
純米〜純米吟醸クラスでも入手が難しい、そんな秋田の花邑ですが、入手が一番難しいと言われる純米大吟醸が入荷しました。
 
まずは、甘口好きでしたらまず間違いなく絶賛していただける酒です。

純米吟醸クラスももちろんめちゃうまなのですが、さすがこの純米大吟醸クラスとなると、「す〜っと消える甘さ」が秀逸すぎます!
 
ワイングラスで飲むと最高な香りが余すことなく味わえるんです。
<<異例中の異例の酒 たがじ プロトタイプ 岡山の銘酒>>
2023年9月
味のインパクト大!
甘酸っぱい、キレがある。これは個性的!!
普通のお酒は酵母を一種類作って醸されています。
しかしこの酒は三種の酵母を使っているという、異例中の異例の酒。
この味は複数の酵母を使っているからでしょうか?あまり飲んだことのない、しかも旨い酒です。
<<伝説級の酒 菊鷹飲み比べ>>
2023年7月
この世にあと何本現存するのでしょうか?
愛知県の「菊鷹」と言うお酒をご存知でしょうか?
芳醇系のお酒で、酸味が素晴らしいと言う特徴で一躍大人気になったお酒です。しかしながらもう飲めないんです。なぜなら、5年ほど前に杜氏さんが移動され、菊鷹は消滅。もう2度と飲めない酒になった。。。。。そう思われておりました。
しかし、寿司ふじにはあります。しかも3種類も!
ご好意で酒屋様に譲っていただき物凄く嬉しいです。
このお酒は、当時ですら入手が難しい大人気のお酒にも関わらず、よく熟成したな、という印象。先日もお客様に試飲していただきましたが、5年も経ったとは思えないお酒だ!と言う感想をいただきました。
<<出ました! 花邑 純米吟醸 酒未来!!>>
2023年7月
花邑といえば、飛ぶ鳥を落とす勢いの秋田の酒!
 
2023年は出来が素晴らしかった。近年1番の出来ではないかなと。メロン感が開栓した直後に!飲んだらやっぱりメロン感。それでいてスッキリ。


 
<<こんな贅沢許されるのでしょうか?寿司ふじでは許されるんです!>>
2023年7月
 
究極と言っても差し支えない!
 
「尾州寿の飲み比べ」
●2022年 vs 2023年
●7号酵母 vs 自社酵母
 
さあさあ、酒係が個人的に激推しの愛知県 稲沢 藤市酒造 「尾州寿」。
年間700本ほどしか出荷されない、まさに幻の酒。
どこで売ってるねん!レベルの酒です。
 
 
通の方ならご存じだと思うのですが、実は「菊鷹」と言うレアなお酒を醸されていた蔵でもあります(その杜氏さんは、佐賀に移られ「光栄菊」を作られています)。残られた蔵の方々が一生懸命頑張られ醸された逸品です。Telにてお話を聞かせていただいたのですが、蔵元様は素人集団で作ったとおっしゃってましたが、こんなん素人では作れんやろう!と思わす旨さ。完全に酒係はファンでございます!
 
寿司ふじに置いている綺麗系の酒とは一線を画す、荒々しい系のお酒。
しかしながら、メロンのような甘味が中盤から出てきて、すいっと酸で切れる傑作(2022年もの)。
<<完全なる隠し酒 蔵出し80本 越前岬 滓(おり)酒>> 
2023年6月
変化球的な日本酒のレア酒入りました。

ざっくりこの酒の説明すると
「杜氏さんや酒造りを手伝った人しか飲めなかった酒」
なんです。
 
滓酒はこれ単体で作られるわけではなく、普通の日本酒(大吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒、本醸造)を作る際に、タンクで落ち着かせたると底に溜まったオリを集めたものです。

この部分を酒造りが終わった際に、杜氏さんや酒造りを手伝った人が持って帰って飲まれていたそうですが、とても美味しいと評判だったようです。そこで商品化したのがコレ!
 
メニューに出していませんが、コレを飲まれたお客様はみなさん「旨い!」と評価されます。
 
コレは普通では売っておらず、酒蔵から直接送ってもらわなければなりません。「蔵出し80本の3本」が寿司ふじにあります。ぜひ激レアのお酒を寿司ふじにて!

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<<ちなみに、滓酒とにごり酒の違いについての説明>>
これをさらに説明するためには、おり酒自体の説明をしなければなりません。まずはこの滓(おり)酒は、いわゆる「にごり酒」とは似て非なるものです。にごり酒は単に醪を「目の粗い布やザルで濾す」もので、比較的大きな固形物が多く含まれます。一方でこの滓酒は、「目の細かいフィルタで濾し、それでもなお通過する、微粒子」が含まれます。なめらかな口触り。要は最高ということです。
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<<限定一本だけの寿司ふじ熟成酒 黒龍酒造の最高峰「火いら寿」>>
 
「火いら寿」といえば、黒龍酒造で唯一の生酒の純米大吟醸。
基本的に季節商品で、2月に発売されます。

いつも、「ちょっと線が細いな、もう少しだけ熟成させたら絶対に美味しくなるはず!」と思っていました。しかし、いつも店頭の冷蔵庫に置けば、熟成させる間も無く1週間以内にお嫁に行きました。

手に入ったら嬉しくて店頭に置いてしまってましたが、それでは熟成させられない。
嬉しがりの性根を理性で抑えつつ、氷温の冷蔵庫(マイナス2度)で熟成させました。
<<太平山 純米 別誂>>
2023年3月
醪から日本酒を搾るときに、圧をかけずにするため雑味が少ないという特徴があります。しかし、圧をかけないために採取できる本数はごくごく僅かなんです。
さっぱりしているが故に、あっさりとしたお料理にあいます。今回のお料理とでしたら、本モロコの白焼きですかね。この別誂シリーズの中でも辛口に位置するお酒です。
<<宮城県外不出の酒 滋賀県の寿司ふじにあります>>
2023年3月
寿司ふじの酒係が愛する、宮寒梅のスペシャルversion 「宮城県外不出」の斗瓶おりがらみ 純米大吟醸が入荷しました。
宮寒梅といえば、きれいな甘味とそれに寄り添うような酸味。この濃縮した甘味は素晴らしい!甘いお酒が好きな方は、絶対に気にいるはず!
<<甘味最高 幻舞 雄町 純米吟醸>>
2023年4月

言わずと知れた激レアなお酒 幻舞 雄町 純米吟醸が入荷です。
「甘口のお酒でおすすめは?」
なぜか最近になって、甘口をお求めのお客様が多く来店されました。そこで、酒係の秘蔵酒をお出しします。
幻舞の雄町は、今年かなり甘めに仕上がっております。香りは抜群の幻舞香(幻舞の酒で感じられる香り。ちなみに勝手に酒係が言っている)があります。
これはまず最初のいっぱい、そして最後のいっぱいに良いのではと思っています。お食事と合わすというよりは、単独で楽しんでいただく方がいいかもです。
<<激ウマ 酒係イチ推し 尾州寿 2022年 熟成一年>>
2023年3月
 
愛知県の藤市酒造さんのお酒、「尾州寿」です。
こんな酒、どこで買えんねん!そんな激レアのお酒でもあります(ネットで見たらプレ値で売ってましたが。。。)。

あっ!知っている、という方は、完全な玄人!
 
少し説明させていただきますと、
以前、この蔵では「菊鷹」という人気が高まり入手困難になりつつあったお酒がありました。それを作られていた杜氏さんは佐賀県に移られ「光栄菊」というお酒を現在作られております。このお酒は、その後の藤市酒造さん
により作られたお酒です。

味わいは、たとえば東北や北陸のお酒のような感じではありません!
どちらかというと、滋賀県の酒に近いかもしれません。

「酸がしっかりあり骨格がある酒。濃醇。アミノ酸度高し。」です。

ある程度、日本酒を飲まれた方におそらくは大絶賛をいただけるのではないでしょうか?
 
「美味しい」って酒ではないですね。「うんめえ」って感じの酒です。
尾瀬の雪解け 純米大吟醸 うすにごり 2023年1月
裏ラベルを見ると、「飲めるメロン #ガチ推し #買い逃したら諦めろん」ということです。

「メロンの香りがする酒」
 
「メロンのようなジューシーさ」
 
こう表現すると、じゃあメロンジュースでええやん、そんな声がきこえてきそうですが(完全なる幻聴)。。。。
 
いや複雑さが違うんです!酸味と苦味もほのかにありとても良い感じです。10年ほど前に飲んだ「スジャータの赤葡萄ジュース」のような複雑さです。最近のやつは少し渋みがなく番人受けはするのですが、酒係としては物足りず。またあの渋みと鉄の汁を飲んでいるような(褒め言葉です)味に戻ってくれないかな〜と思っております。
 
私の好きなものがどんどん姿を消していくのが悲しいです。
先斗町の天下一品しかり(10年以上前ですが)。
龍神 純米吟醸 opening act 2022年12月
常連様にいただいたお酒。単独でももちろん美味しいです。しかし、日本料理を食す時において、お料理の邪魔をしないですし、お寿司においては旨さを引き立ててくれます。傑作ですね。
楽器正宗 愛山 純米吟醸 2022年11月
流行りに乗ってみたという話。特に本醸造が評価されているということでしたが、大好きな愛山米 純米吟醸versionを購入。最初は酸味が強く、正直???だったのですが、次第に甘みも出てきてバランスが取れてきました。今度は本醸造を試したいですね。
十ロ万 純米吟醸 2022年11月
東京のこだま酒店様より購入。この酒屋さんはこだわりが凄すぎてやばいです。保存温度を変化させてtuning(こだまチューニング)されておられます。
澤姫 純米大吟醸 限定18本 2022年11月
米、酵母、もちろん水もall栃木で醸された酒。限定18本という希少価値で飛びついたのですが、やはり味も素晴らしいものがありました。最初は結構甘く感じたのですが、その後す〜っとキレていくのが素晴らしい。食前のお酒として最適ですね。
奈良萬 純米吟醸 斗瓶囲い 限定30本  2022年11月
純米吟醸における一つの頂点を見たような気がします。全てがバランスが整っているお酒で、その点が素晴らしい。雲丹との相性が抜群でした。
花邑 純米大吟醸 2021年 vs 2022年 2022年9月
花邑最高スペック、純米大吟醸!やはり完成度がすごい!
祥雲金龍 純米吟醸 2022年9月
「大手の本気を見た」そんな日本酒です。一ノ蔵という酒蔵が宮城にあります。とても大きな酒蔵です。この酒蔵が作ったお酒で、スッと入るお酒。魚には、赤身、白身問わず、ほとんどの場合、バッチリと会いました。特に鰹のたたきにあいましたね。ただし、たたきの薬味であるニンニクとの相性はやや悪いです。ニンニクの強さに負けてしまいました。
菊鷹 雌伏 純米 2022年9月
このお酒は2018年醸造されたお酒で、天才杜氏と呼ばれる山本克明杜氏の作品です。もう佐賀県で新たな作りに挑戦されておられます。現在、光栄菊というこれまた素晴らしいお酒を作られておられるのですが、こちらのお酒もとてもおいしかったです。愛知県の水、環境で醸されたお酒はかなり旨味が濃く(もしかしたら4年熟成だったからかもしれない)、それでいて飲みやすいという類まれなるお酒でした。
幻舞 雫取り 純米大吟醸 2022年10月
入手絶望酒。ほとんど手に入らない長野県の幻舞の中でも、これは群を抜いて手に入りません。甘み主体で、それをサポートするような微かな酸味と苦味。傑作です!
辻善兵衛 愛山 斗瓶囲い 純米大吟醸 2022年9月
蔵出し50本の超限定でごわす。全国新酒鑑評会で出品する山田錦versionと同じ作りの渾身の一本。素晴らしいのは、しっかりと辛口で食中酒としてきっちり美味しいということ。アルコール度数は17度と少し高めであることからボリューム感もあり!素晴らしいでごわす。
百黙 純米大吟醸 2022年7月
菊正宗130年ぶりの新ブランド!大手の酒蔵は手頃なお酒を大量に作っているイメージですが、こちらは兵庫県内で限定的に販売されており、数が少ないです。味は、「お化粧をしていない」お酒というイメージで、派手派手しい香りはありません(派手派手しいのも酒係てきには、ウエルカムですが!)。味で魅せる素晴らしいお酒です。
七水 純米大吟醸 袋吊り 2022年6月
出ました!4合瓶で40本のレア酒!これは夢ささらという栃木県が開発した酒米を使用し、全国新酒鑑評会で金賞を取ったお酒です。巷では「金賞受賞酒」というversionが販売しておりますがこれは金賞受賞したもろみから分離されたというお酒ということであり、実際の鑑評会に出品されたのは、寿司ふじが仕入れた「袋吊り」versionなんです。袋吊りとは、麻の袋にもろみを入れて、その隙間から出てくる酒を集めたものです。これにより雑味のないスッキリとした最上の酒が採れるのです。寿司ふじに40本中10本ほど入荷しました。これは寿司ふじの冷凍ビンテージコレクションに加えます!
2022年4月 青時雨 純米
花邑を醸す、あの両関酒造のもう入手不可能なさけ。花邑はスッキリ綺麗な酒質で美味しいのですが、こちらはアミノ酸がしっかり感じられ、それでいて酸味も素晴らしい!さすがのできです!
2022年4月 蒼空 山田穂 純米吟醸
蒼空シリーズは基本甘めなのですが、こちらは辛口の酒質です。とてもドライで何にでも合います。
2022年6月 インターナショナル ワインチャレンジ (IWC) トロフィー三兄弟
この時期だけのすごい飲み比べ!
羽根屋は、やや甘い目でスッキリしており、飲むと「うまっ」て出てしまうお酒。旭興は200本限定の激レア酒で、今流行りの6号酵母を使った特別version! 澤姫は、さらっとスッキリの食中酒。3つは個性がバラバラで、IWCは一体どんな基準でお酒を選んでいるのかわかりませんが、とにかく素晴らしい出来であることは間違い無いです。
2022年4月 辻善兵衛 純米吟醸 直汲み
酒蔵に行ってしか飲めない酒。つまり、酒を絞ってタンクに貯蔵せずに、そのまま瓶詰めしてフレッシュな味わいを楽しめる特別な酒。炭酸のピリピリ感が心地いい!
2022年4月 磯自慢 水響華 大吟醸
磯自慢の中でも入手困難。このクリアな飲み口はさすが入手困難な酒です。酒単体でも、食事に合わせても素晴らしい!
花邑 純米大吟醸 2022年10月
花邑の最高スペック。やはり純米吟醸よりも洗練されている味わいです。洗練されているからといって、そちらが良いというわけではありませんが、雑味は皆無。甘すぎないのも素晴らしい!
2021年12月 会津娘 x 秋鹿の能勢山田錦
会津娘が台風で被災された時に、お米を大阪の秋鹿から送ってもらい醸した酒。素晴らしい結びつきによって出来上がった傑作。一回だけのスペシャル酒。寿司ふじで1年以上熟成させたもの。本当に綺麗に出来上がりました。
2021年11月 スペシャル褒紋正宗
ひょんなきっかけで取り扱いさせていただけるようになった酒。コレは滋賀県では寿司ふじだけの取り扱いらしです。さらにこのお酒は、飲食店側から取引したい、と言っても買えないようで、酒屋さん側が話を持ちかけてくれないと扱えないらしいです。寿司ふじのちょっとした自慢です。
2021年11月 磯自慢 純米吟醸
もうさすがとしか言いようのない。寿司ふじでは磯自慢の吟醸verをレギュラーで出していますが、純米吟醸もすごい。キレは吟醸。コクは純米吟醸ですかね。
2021年10月 北冠 大吟醸
これはすごい!栃木は七水の虎屋本店、鳳凰美田の小林酒造など名だたる蔵があります。新酒鑑評会レベルのお酒が普通に買える!
2021年9月 七水 純米吟醸 SKY sweet&Sharp
素晴らしい!
メロン系の香とフレッシュさが広がり、その後に滑らかな口当たり、ほんの僅かな苦味が続く素晴らしいお酒。誰が飲んでも美味い酒です。
2021年6月 崇薫(すうくん) 純米吟醸 直汲み 
まだ開栓せず
初めての銘柄。直汲みで、フレッシュ感がすごいとのこと。
2021年6月 熟成八海山 特別純米原酒
まだ開栓せず
買わないと損する。そんな銘柄らしい。
八海山の蔵元に眠っていた2017年もの。数十本もないレア。
それをなじみの酒屋さんの超オススメということで購入。
旨味がのっていて、いつもの淡麗辛口の八海山とは違うらしい。
2021年5月 鳳凰美田 大吟醸 山田錦35% 荒押合併
きた。もう、かれこれ7、8年ぶりの蔵出し。
鳳凰美田でも出品クラスの酒のもろみを絞った酒。
最初のあらばしりと最後の押し切りをブレンド。
香が素晴らしい。開栓時は甘みは少なかったが、生原酒なので次第に甘みが出てきた。
 
2021年6月 無窮天穏(むきゅうてんおん) 生原酒 限定18本
めちゃめちゃレア。濃厚、華やかな香はない。米の味がすごい。菊姫のような酸味はなく、飲みやすい。
2020年11月 姿 山田錦 袋吊 瓶囲い 純米吟醸
さすが! 甘みが中心。滑らかさがすごい。とろっとしていて、良い時の十四代のレベル。
今季の姿はあたり。
2020年10月入荷 桜川 大吟醸 出品酒規格 斗瓶取り
下のお酒の斗瓶取りversion。下の旨い酒よりさらに飲みやすさがアップ。
引っ掛かりもなく、すごい。
2020年10月入荷 桜川 大吟醸 出品酒規格
バランスが素晴らしい。流石の出品酒。
香もやや穏やか。酸味も穏やか、甘味も穏やか。
もうこれは、旨い水。
2020年8月 日高見 純米吟醸 愛山 天竺
日高見らしいスッキリした味わいで、甘みはやや。
酸味は少し高め。ボリュームが出る愛山にもかかわらず、大人しめ。
日本酒単体よりもやはり寿司に合う。特に貝。
やはり日高見シリーズは一種類は置いておきたい。
2020年開栓 しかし2018年産 菊 サケコンペティション ゴールドメダル
数十本しか出回らない酒を、酒屋さんから譲っていただいた。
熟成させてみたが、相当おいしかったよう。酒係が飲む余裕なく、完売。
2020年8月 七水 純米大吟醸 斗瓶採り
超激レアの酒 15本の限定!
あまりにもレアすぎてテイスティングできず。
めちゃ美味しいと言うことは、お客様のリアクションでわかった。
2020年 花邑 愛山 純米大吟醸
こ、こ、これは十四代!!の愛山!!
さすが十四代の蔵元が完全監修しただけあって、完全にイメージが一致。
2020年1月 龍神丸 純米吟醸 瓶囲い 生原酒
もやしもんで有名な龍神丸がやってきた。レアすぎてテイスティングできず。
常連様の感想では、モダンな味ではなく、昔ながらのお酒の感じが強い。しかしうまいとのこと。
2019年 七水 純米大吟醸 斗瓶取り サケコンペティション 出品酒
十本ほどしか出ない、ごくレア酒。珍しすぎて味見できず。3人のお客様で 全て完売。
おいしかったことが伺える。
2019年 山形正宗 純米吟醸 山田錦
結構濃いめの味わい。焼きふぐに合いそう。浮ついた味わいではなく、かなり酒単体でもおいしい。
2019年 旭興 純米大吟醸 愛山 200本ぐらいの限定。
穏やかな甘み。香穏やか。この手のお酒では、和食にすごく合う。
喉越しがとんでもなく良い。来年からつくりが変わるらしい。
もっと買っておけばよかった。
2019年 姿 愛山 直汲み 限定36本 滋賀県には寿司ふじだけらしい。
甘やかな感じが素晴らしい。遠慮していたが、全部もらってもよかった。
お食事には甘みが干渉してあまり合わず。単体で最後か最初に楽しむのが良さそう。
次も、買うべし。
2018年 松の司 心酔 山廃 純米吟醸
もう終売になって3年ほども経つのに、保管しておられる酒屋さんを発見。
酸味が出ているが、熟成による甘みによりとても良いバランス。
もう一回、作ってくれないかなあ。
鳳凰美田 試験酒 愛山 40% 発泡
とある酒屋さんが特別に販売。なんと30本ほどしかないレアもの。
甘みがかなり強い。冷やして飲むと良い。デザート酒 or 乾杯酒として。
2018年 南 純米大吟醸 五百万石 斗瓶採り
杜氏さんに聞いたところ、20本も出してないとか。雑味一切なし。
もうクリスタルクリアとしか言いようがない。